好き嫌いも
あと少しだけでも一緒にいたいと言ってくれる人がいるけれど、
もうお前とは連絡を取りたくないという人もいる。
嫌われてもいいやと思っているわたしだからこそ好いてくれる人もいるし、本当に嫌う人もいる。
嫌われなきゃ好かれないのかもしれない。
わたしだって好きになってきたし、嫌ってきた。
でも、自分に嘘をついている自分でいたら、
きっと本来好いてくれる人から嫌われて、嫌われるはずだった人から好かれることになるのかも、とも思う。
わたしは随分自分に嘘をついてきた。
嘘をつきすぎて、本当の自分さえ見失ってしまいそうだ。
欲しかったもの、欲しかった関係。
本当は何が欲しかったんだろうか。
もしかして ずっと わたしじゃない誰かの欲しいものに なろうとしていたのかな。
それが欲しいものなのだと 錯覚し続けてきたのだろうか。嘘の世界だ。